覚えておきたい「安全なカラコン」の見分け方
医療機器承認番号が入っていることが重要
安全性の高いカラコンを選ぶ上で最初に注目しておきたいのが、厚生労働省による厳しい検査をクリアしていることを証明する医療機器承認番号が入っているか否かです。
医療機器承認番号が入っているカラコンは、厚生労働省の認可を受けた商品であることが分かりますから、いわば国のお墨付きを得た安全性の高いカラコンということになります。
しかし海外製カラコンの場合には、日本の厚生労働省の基準をクリアする必要が必ずしもないため、安全なカラコンにも医療機器承認番号が入っていない場合があることも事実です。
したがって、医療機器承認番号が入っていないからといって一概に危険と言えるものではありませんが、一つの目安として参考になる事は覚えておきましょう。
安全な製法で作られているかどうか
カラコンには着色料が使用されていることは周知の事実であり、製法によっては着色料が眼球に直接触れてしまいますから、一定のリスクを孕むことは否めません。
現在、カラコンの製法として主流になっているのは、着色した部分を別のレンズで包んで挟み込んだサンドウィッチ製法と呼ばれる製造方法です。
サンドウィッチ製法によって作られているカラコンを選べば、少なくとも着色料が直接目に触れるリスクが無くなり、安全にカラコンを使えるようになります。
長く販売されているカラコンであるか否か
カラコンが安全であるか否かを見極める際に、最後の決め手となるのが「昔から販売され続けているカラコンであるか否か」という点になります。
長い販売期間を誇っているカラコンの場合、これまでに使用してきた方の中で異常を訴えた人がおらず、大きなトラブルが発生していないカラコンであると判断できるのです。
長期間に渡って販売され続けており、なおかつ口コミや評判にも際立った悪評が無いカラコンを選べば、安全に、そして安心して使うことが出来るでしょう。